運営者情報~猫と人と野菜をつなぐ「雪ねこ農園」のゆきねこです。

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こんにちは!雪ねこ農園 野菜案内人のゆきねこです🐾

このページを開いてくださって、ありがとうございます。

私は北海道で、保護猫10匹と暮らしながら、野菜や種・苗に囲まれた日々を送っています。

このページでは、私がなぜ「猫10匹」と暮らしているのか、なぜ雪ねこ農園をやっているのか、今後の夢は・・・など、自分語りになってしまうのですが、自己紹介がてら簡単にかかせていただきますね。


農家の娘、でも「農業なんて絶対イヤ!」だった私

私はもともと農家の娘として育ちました。

子どもの頃は、畑を手伝いながら野菜が身近にある生活でした。

春先は米の苗づくりの手伝い。

畑では旬のアスパラをポキっと折ってそのまま食べたり、イチゴを摘んで口いっぱいにほおばったり、夏は山盛りのトウモロコシをおやつ代わりにしたり。

秋にはさつまいもを焼いて「口の水分もってかれる!」なんて食べていました。

そんなふうに野菜はいつも身近にあったのに、思春期になると

「土にまみれるのはイヤ!」
「農家なんて絶対やりたくない!」

と反発するように。。。

子どものころからゲームやラジコン、パソコンが好きだった私は、華やかな都会の仕事・システムエンジニアを目指して家を飛び出しました。

そんな憧れたキラキラ生活は現実は全く違いました。

SE生活は、華やかさはこれっぽっちもなく泥臭く(笑)

MAX月420時間の稼働、徹夜続き、長期出張と東京転勤。

…いわゆるブラック環境も経験しながら「仕事がすべて」という生活を続けていました。

小さな会社の課長職を経て、前職大手プライム企業に43歳で転職。

遅い転職でしたが、ずっと入社したかった会社、憧れていた会社でし、そこではかなり仕事に対する考え方を勉強させてもらい、プロジェクトマネージャをしながら大規模システムの開発・リリースに従事してきました。

システムで人の役に立つこともとてもやりがいがあり楽しかったです。

土日も仕事の事を考え、平日も開発・プロジェクト管理は・・・と勉強する日々。

本当に仕事漬けでした。

「仕事人間でかわいそう・・・」

と言われたこともありましたが、仕事=趣味くらいの考えだったので、え?かわいそう?どこが?と思った事があります。

もっと仕事が出来るようになりたい!もっとシステム作りたい…!もっともっと・・・!

そんな風に考えていました。

今振り返れば、実家の問題に向き合いたくなくて、仕事に没頭することで逃げていただけなのかもしれません。


実家問題に向き合い、家を買う

2019年、長い東京生活を終えて北海道へ戻り、畑付きの一軒家を購入しました。
実家の多頭飼育崩壊で増えすぎていた猫たちを引き取るためです。

画像 【猫】なんでもない1日の猫たち の記事より 9つ目

独身で家を買うのは大きな決断でしたが、子どもの頃から「自分の城を持ちたい」という夢もありました。

実家の環境は正直ひどいもので、糞尿の臭いのせいで小学校では「臭い」と言われたり、軽いいじめも受けたことがあります。

だからこそ「きれいな家を持ちたい」という想いが人一倍強かったんです。

そして猫が沢山いる暮らしは子供のころから染みついた日常で、猫がいない生活なんて考えられなかったです。

ただ実際家を買う時は迷いすぎて「ハゲそう」と思ったくらいでした(笑)

今は家が快適すぎて「もっと早く買えばよかった!」と思うほど大好きな家です。

猫たちと暮らせる居場所を整えたことで、私の人生は大きく変わりました。

家庭菜園から「雪ねこ農園」へ

あれだけ仕事人間だった私が

「家にいたい…」
「猫たちとのんびりしながら野菜作って暮らしたい…」

そう願うようになってきました。

猫達は家でくつろぎ、時折運動会して暴れながら、穏やかに暮らしてくれてます。

野良猫だった子も、すっかりなでなで大好きな甘えん坊になったり。

日向ぼっこして眠る猫を見るのは本当にしあわせ感じます。

画像 【猫】ただただ猫を。休日編。幸せだ・・・ の記事より 10つ目

家には畑がついていて、「ローン返済のため節約しよう」と軽い気持ちで家庭菜園を始めたのですが…

これにドハマりしました。

農家の裏技を知っては試してみたり、仕立て方をかえて収量UPの工夫をしてみたり…

甘いミニトマトを育てて糖度比べしたり、
カラフル野菜を並べて庭をポタジェ風にしたり、
珍しい品種を見つけては興奮して紹介したり…

特に野菜の「品種」についてはこだわりが強く、友人からは「種の変態」と呼ばれるようになりました(笑)。

雪ねこ農園の畑で収穫したカラフルミニ大根・パプリカ・茄子

気づけば野菜の品種リサーチは毎年1万品種を越え、厳選した栽培品種は200品種近くにまで…

「自分ひとりでこの野菜の品種を知っているのは勿体ない。」
「お勧めしたい、この野菜・・・!!」

そう思って集めた野菜の種を「お裾分け」の気持で小分け販売し始めたのが「雪ねこ農園」の始まりです。

購入者様から

「種への愛情が伝わってきます。」
「こんな珍しい野菜、ありがとうございました!」
「商品ラインナップみてるだけでもワクワク!楽しいです。」

と言っていただくと本っっっ当~~~~~に嬉しくて

「これを仕事にして生きていきたい。」
「猫と一緒に大好きな家で野菜作りながら、みなさんと野菜で繋がって暮らしていきたい。」

そう思い、ついに2025年。

会社員をやめ、独立・起業しました。

あれだけ「農家なんてイヤ」と思っていたのに、結局「農」に関わる生き方を選んだのです。


猫たちとの5年間、そして今

2019年北海道に戻ってきたと同時に、実家の多頭飼育崩壊に正面から向き合い、5年かけて再建に奔走しました。

これまで55匹以上の猫の保護・譲渡に関わり、最大で21匹と暮らしたこともあります。

今いる猫たちも半数以上は人慣れしていない元野良猫でした。

しゃーしゃーふーふー、流血は日常茶飯事で、いまだに家庭内野良の子もいます。

でもみんな可愛くて可愛くてしかたありません。

画像 【習慣】早起き定着!生活習慣も整ってきた!それでも時間が足りないのはどうするか…? の記事より 1つ目

猫たちが幸せに穏やかに、猫生をすごせるよう「猫の楽園」をつくるべく少しずつ形にしているところです。


雪ねこ農園のネーミングと「夢」

「雪ねこ農園」の名前の由来は、「北海道の雪」と、「沢山のねこ」、そして「野菜づくりの農園」です。

これまでの私の人生、そしてこれからの私の生き方全てがこの名前に凝縮されています。

今の私の夢は「雪ねこ農園カフェ」を開くこと。

  • 野菜の収穫体験ができる観光農園
  • 保護猫と家にいる感覚で接せられる漫画喫茶兼猫カフェ
  • 家庭菜園の人が持ち寄って販売できる直売所
  • 収穫野菜を加工して楽しむ売店

こんな「猫と野菜と人をつなぐ場所」をつくるのが私の夢です。


このページを読んでくださったあなたへ

このページを読んでくださっているということは、あなたも「野菜」「猫」に関わりがあり大好きなんだと思います^^ お仲間ですね!

私も最初は、農業も販売もまったくわからないところからのスタートでした。

農家の娘ということで多少、畑の知識はあったとは思います。

けれど、実際に栽培してみると普通の家庭菜園初心者となんらかわりなく、失敗も幾度もしてきました。

でも、それすらも家庭菜園の醍醐味。

失敗すら楽しい人生経験です♪

私はこれまで、野菜や猫に向き合う中で、人生そのものが大きく、楽しく良い方向に変わりました。

だからこそ、このブログを通じて
「野菜を育ててみたい」
「販売に挑戦してみたい」
「猫と多頭飼育でくらしてみたい」
そんなあなたの背中を少しでも押し、一緒に楽しむことができたら嬉しいなと思っています。

あなたがこのページに来てくれたのも、きっと何かのご縁だと思います。

野菜や猫の話を通じて、あなたの暮らしをほんの少しでも豊かに楽しくできれば幸いです🌱🐾

雪ねこ農園 ゆきねこ 拝

画像 【副業】10月に向けて整える期間。 の記事より 5つ目